来シーズンに向けて(近況報告)/男子チーフコーチ 盛田和彦(平成6年卒)

獅友会の皆様、本年もよろしくお願いします。昨年は深澤新会長のもとコーチングスタッフも刷新され、私の役割も変わりました。男子短距離コーチから男子チーフコーチとなり男子部員全体を見る立場となりました。1学年先輩の持田ヘッドコーチの下でプレッシャーも感じますが、楽しくグラウンドに通っています。

短距離コーチ時代は、矢田(弦:110mH13秒92)や加藤(裕介:200m20秒95)と言ったエース級の選手に加え、男子4継では39秒台の成績を残すことができました。男子チーフコーチとなった現在は、今までのように短距離だけを見るという訳にはいかなくなり、全体を見るように努力しています。しかしながら、なかなか上手く学生をまとめられずに悩んでいるところです。とにかく部員数が多いので、今までは短距離の学生の名前だけを覚えるようにしていましたが、全ブロックの学生の名前と顔を一致出来るようにつとめています(ちなみに陸上競技部は140名。おとなりで活動している陸上競技同好会も80名の在籍があるようです。)。
また最近では私なりに作戦を考え、アシスタントコーチを配置することを検討し、まず短距離ブロックに2名のアシスタントコーチを配置しました。M2の天野(祥希:400パート)くんとM1の岩崎(領:100パート、ハードルパート)くんにお願いしました。たいへん優秀な2人ですが、最近の大学院生は忙しいです。あまり負担をかけられないので、基本的には練習メニューは学生たちに任せることにし、そのアドバイスや、グラウンドでの動きをチェックしてもらう事にしました。
結果、私の負担も減り今では短距離ブロック以外にも声かけが出来るようになりました。これからの課題は、短距離以外のブロックにもアシスタントコーチを増やしていくことです。今後、優秀な学生には大学院に進学してもらい、是非後輩の面倒を見てもらいたいと思っています。

さて、立場が変わった今年の大仕事は、もちろん関東インカレ一部残留ですが、あくまでも通過点とし、全日本インカレで戦えるチームを目指します。10種の柏倉(飛鳥:7400点)、110mHの矢田、200mの加藤と言ったエース級が抜ける中、現有勢力で戦わなければなりません。正直なところ必ず点が取れる強い選手はいません。その状況での勝負になります。
とにかく、やるだけの事はやろうということで、冬季練習では格上の法政大学に出稽古に行きました。日本代表クラスの選手と一緒に走ってコテンパンにやられてきました。我々が大学3年のときも法政大学に行きましたが、当時ヨンパーの日本記録保持者の齋藤氏にコテンパンにやられた記憶があります。自分がやってきたことは最低でも学生達にやってもらおうというコンセプトでやっています。ちなみに当時法政大学のグラウンドで練習されていた苅部氏は法政の監督として、我々東京学芸大学を快く受け入れてくれました。
また、獅友会員であり有名なストレングスコーチである中村正彦氏(平成9年卒)のところにお世話になった学生もいます。中村氏は様々なプロ選手を相手に指導をしています。学生も目から鱗の状態でトレーニングに励んでいました。とにかく関東インカレ一部死守に向けて、あらゆる手段を講じている最中であります。

なぜか関東インカレというとチカラが入ってしまう私ですが、以前、獅友会報第92号で以下の内容をコメントしました。

「(2015年関東インカレを終えて)私としては、来年の関東インカレをひとつの地方大会としての位置付けで臨むことを考えております。私自身も関東インカレが終わった瞬間にもぬけの殻となり、秋までモチベーションがあがって来ないという経験をしました。現在の学生の中には、もっともっと上を目指すべき選手もいます。関東インカレに調整するあまり怪我をしてしまったり、無理を押して出場する学生もいます。箱根駅伝のように、関東だけで終わるような環境を見直す時期にきているのではないでしょうか。来年、男子は二部です。逆に、目標設定としては二部がちょうど良いという学生もたくさん存在しています。来年以降は、関東インカレを通過点とし、秋の全日本インカレで締めくくれるような体制を緩やかに進めていこうと考えております。」

1年半前に考えていたことですが、この場をお借りして、その後どうなったのか報告させていただきます。結果として今年度は失敗に終わってしまいました。コメント通り、昨年の全日本インカレ後に代交代を目論んでいました。私自身は、エース矢田(4年生)が主将のときが最初で最後のチャンスと考えていました。矢田のカリスマ性に賭けていましたが、さすがに1人のチカラでは全体を動かすまでには至りませんでした。駄目でした。
ただ種は蒔いたつもりです。学生を動かす、そして歴史を変える困難さを痛感しましたが、あきらめずに現在の主将内川(佳祐:3年生)の代で是非とも秋への代交代にシフトしていって欲しいと願っています。ちなみに、この代は来年の秋までチームを引っ張っていく覚悟があるように聞いています。どう転がるかは分かりませんが、期待しながら見守っていこうと思います。

最後になりますが、獅友会員の皆様には是非とも全日本インカレの前哨戦である関東インカレに足を運んでいただければ有り難いです。観戦していただき、そしてご自身の青春時代を思い返していただければ幸いです。関東インカレ最終日前日の夜は、新横浜で美味しいお酒をたくさん飲みましょう。先輩方や同級生や後輩達に喜んでもらえるように、しっかり結果を残して行きたいです。今後とも、我が東京学芸大学陸上競技部の応援をよろしくお願いいたします。

平成6年卒
盛田和彦
※ 中村正彦氏(平成9年卒業,平成11年修了)の所属ジムはこちら

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